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リフローシミュレータの主なソリューション
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外観観察&測長
加熱中の変化を視覚的に把握し、不具合の原因を突き止める
リフローシミュレータで外観観察&測長を行うと、はんだの溶ける瞬間等の熱による変化の瞬間を録画して、解析することができます。さらに専用ソフトウェアcoreAnalyzerを使えば、加熱中の挙動を画像・温度・測定値3つのデータから解析を行え、温度ごとの変化を精確に把握。これまで時間を要していた加熱変化による不具合の原因究明を強力にサポートします。


外観観察&測長のメリット
1
リフロー環境を再現したクリアーな画像を取得

2
温度とリンクした動画で加熱時の外観変化を把握

3
画像から加熱時の変化量を測長

観察方法
実装時のリフロー炉と同じ温度プロファイルを設定すれば、チャンバー内で同様の温度環境を再現可能。専用のマイクロスコープでチャンバー内部を録画し、はんだの溶融や部品の変形などの熱による影響を動画で解析します。また、マイクロスコープの角度は自由に変更できるので、真上からだけでなく、真横や斜め方向からの録画も可能です。

測長方法
録画した動画は自在に画像化が可能です。変化のあった各温度の画像から、熱による変化量を測長できます。

用途や測長する対象に合わせて、様々な測長ツールをご用意しました。BGAの沈み込む量などの距離の測長だけでなく、はんだのフィレットの角度やはんだの濡れ広がりの面積も計測可能です。

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任意の2点にカーソルを設定し、その距離を計測
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任意の複数の点にカーソルを設定し、その距離を計測
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直線と点の距離を計測
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平行する線間の距離を計測
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任意の3点で決定される円の直径を計測
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3点で設定された2つの円の中心間距離を測定
測定データ
解析した結果は動画データとレポートとして出力されます。 動画には、温度、測定スケール、酸素濃度などの情報が記録され、動画もレポートとして活用できます。また、キャプチャーした静止画や温度データなどを自由に配置しテンプレートを作成すれば、何度でも繰り返し同じフォーマットのレポートを作成可能です。
●動画データ

●ドキュメント

主な用途
BGAとはんだの濡れ上がりの解析
よく使われるシーン
- 製造サイド :
- 開発、品質管理、品質保証、不具合解析
- 購入サイド :
- 部品選定、不具合解析
はんだは種類によって特性が異なり、用途に適したものでないと実装不良の原因となります。そのため電子部品の実装において、はんだの選定には慎重な検討が必要です。 下記は、外観観察&測長を用いてBGAに対するはんだの濡れ上がりを観察したものです。はんだの種類を変え、同じ部品、同じ温度条件で加熱した際、左側ははんだが濡れ上がり綺麗に実装されているのに対して、右側ははんだが濡れ上がらず実装不良となっています。このように、部品選定時の観察で不良品を未然に防ぐことができます。
はんだA – 濡れ上がり良好
BGAを覆うようにはんだが濡れ上がっており、問題なく実装されている。
はんだB – 濡れ上がり不良
はんだが濡れ上がらず、未融合の状態。接触はしているので通電はするが、衝撃等で接触不良になる可能性が高い。
コネクター樹脂の熱膨張解析
よく使われるシーン
- 製造サイド :
- 開発、品質管理、品質保証、不具合解析
- 購入サイド :
- 部品選定、不具合解析
コネクターの樹脂は加熱されると膨張し、端子のコプラナリティに影響します。そのため、コプラナリティを改善する場合は樹脂の部位ごとの膨張傾向を掴み、設計や材料の変更が必要です。 外観観察&測長を用いれば、画像で全体の変化を確認し、変化量を測長することができるので改善の切り口をスピーディーに見つけることができます。

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